月島のもんじゃストリートにある”もんじゃ 哲ちゃん”にいきました。席に着くと、取り皿と関西では見慣れない小さなテコが出されました。言えば出てくるのでしょうが箸は見当たりませんでした。まずは、特選もんじゃの”魚屋もんじゃ”をいただきました。
おいしく焼いていただけるとのことなので、焼いてもらいました。あかえびの下のヒモヒモしたものは何かと問うと、細く割いたイカだそうです。ダシが出ておいしいそうです。
関西でおなじみの大きさのテコ2個でまずは魚介類を炒め、キャベツを追加して炒める。炒めた具材を円形に整え、中心に丸く鉄板が出るように全体を丸く広げ、といた汁を中心の鉄板に注ぎ、全体を混ぜ合わせる。鉄板全体に広げて、テコで具材を刻み出来上がり。
小さなテコで力強くもんじゃをすくい食べてくださいと食べ方を教えてもらいました。おこげがおいしいので、ゆっくり食べると良いようです。端から黙々と食べ進みます。魚介は新鮮で美味しいです。中々おこげはできてきません。アットいう間に1枚完食。もう少し時間を掛けて食べないとおこげにありつけません。
もんじゃ焼きは色々な物を入れて焼くので、なんじゃ もんじゃでもんじゃ焼きと成ったようです。月島界隈で月島ブランドを名乗る店は月島出身者の店だそうです。
2枚目は”もち明太子もんじゃ”をいただきました。やはり焼いてもらうに限ります。具材により焼き方が異なるようです。今回は、おこげを楽しむと心に誓い、スローペースでいただきました。おこげができてくると、両面焼きも美味しいと、店主が大きなテコでひっくり返してくれました。
3枚目は”ぶたそばもんじゃ”をいただきました。これはソウス味で関西風味でした。
具材、味付けで七変化するもんじゃ焼きをそれぞれに合った焼き方で作ってくれ、看板に偽りなしで、熟練の技が光っていました。従業員一同ご年配の方ばかりでアットホームな雰囲気でした。お腹いっぱいいただき、店を後にしました。哲ちゃんごちそうさまでした。